教材開発者 略歴とご挨拶
開発者 / 松尾 光治
略歴
東京都出身。早稲田大学第一文学部中退。在学中、早大派遣留学生・国際交流基金(外務省所管)奨学生として米国アイオワ州 Grinnell Collegeに留学。
外国語学校バイリンガルにて英会話講師、教材開発。同社ニューヨーク校に駐在員として派遣され、5年間講師および教務主任を務める。
のち三井物産米国子会社のハイテク企業で総務・システムマネージャー (カリフォルニア、 シリコンバレー)、 営業職(ニューヨーク)として 9年間勤務。
2003年に Transtream LLC設立。シリコンバレーの米携帯コンテンツベンチャーの顧客管理、通訳・翻訳業。現在は字幕翻訳専門。 ニューヨーク州在住。
日本最大級のメールマガジンスタンド「まぐまぐ!」で殿堂入りメルマガ『テレビCMで英語の省エネ「タメグチ」発音攻略!』(2008年に創刊)を好評配信中。アメリカの口語表現に特化した「Let's Speak American (vol.1)」、ビジネスで使うイディオムに特化した「エッセンシャル ビジネスイディオム (EBI)」、楽しく多読・多聴を行なうための「ジョークで英語多読!」も提供中。
英語資格試験
英検1級、TOEIC 985点
開発者よりご挨拶
モゴモゴバスター開発者の松尾光治(まつおこうじ)と言います。
もともとは日本の大手英会話スクールの講師兼教務主任として ニューヨークに派遣されてきました。 そのままアメリカに居つき、総合商社の子会社勤務を経て独立。通訳と字幕翻訳をしてきました。米国生活は30年を超えますが、今でも英語について新しい発見をするのが楽しい毎日です。
ここでは、ご参考までに私自身が音声変化を克服した体験を述べさせていただきます。
雑談が聞き取れない!
私が音声変化のハードルをはっきり意識したのは、早稲田大学派遣の留学生としてアメリカ中西部の小さな街の大学に送られた時です。英語はもともと好きで、日本で結構しっかり勉強していました。ですので、学期が始まって2ヶ月もすると大学の講義は十分にわかるようになりました。 ところが、いつまでたっても学生同士のリラックスしたカジュアルな会話が聞き取れないのです。モゴモゴと曖昧な発音だらけで、横で聞いていても何を話しているのか推測することさえ難しかったりする。 親しくなった連中も、言っていることが聞き取りやすい相手と、わかりにくい相手がハッキリと分かれました。そして、わかりにくい相手の英語は、毎日のように顔を合わせるのに、何カ月たってもいっこうに聞き取れるようになりません。
人の会話を盗み録り。そしてついに...
「このままじゃまずい!」と思った私は、キャンパスのカフェテリアで隣りのテーブルの学生達の会話をこっそりカセットレコーダーに録音してみたりもしました。(まだICレコーダー等なかった時代です。)
でも、そうやって録音したものを何十回聞き返しても、わからないところはほとんどわからないままです。
誰かにその録音を聞いてもらって、なんと言ってるのか教わるわけにもいきません。
だいたい、こそこそと、そういうことをするのは自分で嫌気がさしてきます。
そんなある日、気づいたのです。
学生寮のラウンジで、当時人気のあったテレビドラマを学生たちが観ている。
“Dallas,” “Love Boat,” “General Hospital (GH),” “Different Strokes” とかです。見慣れた光景でした。でもふと思ったのです。
「そういえばテレビドラマの聞き取れない部分と、学生のモゴモゴした不明瞭な口調は一緒じゃないか?」
よく考えれば、いや、よく考えなくても当たり前のことなんですが、私にとってはニュートンのリンゴみたいなものでした。
これに気づいたあとは、 カセットレコーダーで録音したテレビドラマのセリフをディクテーション。
わからないところを友人たちに教えてもらって、その音を文字と結びつけて覚えました。口にも出して真似をし続けました。
テープが擦り切れてしまうので最初から予備のコピーを作って聞きました。
毎日3~4時間くらいでしょうか、学業のほうはそこそこに、3ヶ月は没頭していました。
そうこうしているうちに、じわじわと聞き取れる幅が広がってきたのです。
音の変化には法則性があるのが次第に分かってきました。 文頭でよく耳にするモゴモゴしたパターンというのも見えてきました。
それまで霧のかかっていた景色が、しだいにクッキリと見えてくるような感じで、ふと耳にする通りがかりの学生の会話が全部わかることも増えてきて感慨深かったです。
音声変化が聞けるようになって
もちろん、口語表現も知らないものだらけでしたが、音声変化が聞けるおかげで、何がどう分からないのかの切り分けができるようになり、加速度がついたようにカジュアルな日常会話の力が伸びていきました。 そうやって音声変化が聞けるようになったのが私と口語英語とのつき合いの大きな、いいえ、おそらく最大の転機です。
日本にいながら同じ訓練ができる
私の行なった訓練法自体は全然目新しいものではありません。ディクテーション(=精聴)とリピーティングにすぎませんから。 私も留学前に日本の市販教材でディクテーションしていたことがありましたし、リピーティングというのも以前からある方法です。 でも、当時日本には(アメリカにも)映画やテレビドラマのセリフを文字にしたものはありませんでした。映画館で日本語字幕を見るくらいです。だから「テレビドラマをディクテーションする」ということ自体、思いつかなかったのです。 加えて、「アメリカにいれば英語が自然にうまくなる」という間違った先入観が私にもあったので、ひたすら学生たちと話したり彼らの会話を聞くことでリスニングが向上するものと勘違いしていたのです。 海外ドラマや映画を使った「精聴+リピーティング」トレーニングですが、以前はそう簡単にはできませんでした。英文テキストが手に入りませんでしたから。 今では日本で、そしてもちろん英語圏においても好きなだけこのトレーニングが可能です。 英文字幕の見れるDVDや動画配信サービスがあるし、インターネットで英文スクリプトが無料で手に入る。日本ではていねいな解説つきのスクリプト本まで市販されている。 ですから、あなたが手を伸ばしさえすれば、英語ネイティブ達のカジュアルな会話がしっかり聞けるリスニング能力は、どこに住んでいてもあなたのものにできるのです。
音声変化を徹底的に扱った教材がほぼ皆無
日本では、音声変化を徹底的に扱った教材がほぼ皆無であり、音声変化への認識も低いです。マジメに英語を学んでいる人は、ドラマや映画で耳にする現実のナマ英語の音と英語教材の音のギャップに当惑し、「なんか違うんだよな」と感じています。 英米圏に仕事や留学で住みはじめた人は、「今までのリスニングの勉強はいったいなんだったのだろう」と途方にくれてしまいます。でも、このギャップを埋めようにも、何をどうしたらよいのかがわからないまま、無駄なエネルギーと時間、お金を費やしています。
この状況を打ち破りたい
この状況を打ち破るのに少しでも役立ちたいというのが私のささやかな願いです。 アメリカに何ヶ月、何年住んでも、テレビドラマのリスニングどころか、アメリカ人と向き合って内容のある会話らしい会話がまったくできない人は数え切れないほどいます。 ご主人の任期期間である3年、または5年暮らしても、サバイバル英語だけの駐在員の奥さんたちも、たくさんいます。 私はそのような方達の教務指導も数多くやってきましたが、皆さん、「日本に帰って英語が話せないのがバレると恥ずかしい」と、日本人経営の英語学校にやってくるのです。 日本人だけでつきあっていて、いつまでも観光旅行の延長のような生活をしている語学留学生たちにももうニューヨークの街などでは、そこいら中で出会います。(みんながみんなそうだってわけじゃないですよ。) その一方、英語圏に長期滞在した経験はまったくなくても、きちんとした英語を話したり書いたりできる日本人はいくらでもいます。商社時代の仕事を通じて、私もそのような人たちに数多く会ってきました。そういう人達に出会うと、英語講師という元々の職業柄、本当に感激してしまいます。 そして、DVDや動画配信サービス、Youtube等を活用して海外ドラマや映画が、しっかり理解できる人も少しずつですが増えています。 モゴモゴバスターを一つの大きなテコとして、 あなたも、ぜひそうした人の一人になって欲しいと願っています。
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